大工、大工と言いますが。
May 3, 2008
夜に更新しています。
こんばんは。
「どうして大工になったの?」と、よく聞かれる事があります。
自分がまだ幼稚園に通っていた頃、祖父の家の座敷で走りまわり、床の間の壁を勢いあまって壊してしまったことがあります。
「大工さんにいいがにしてもらった!」
祖父の自慢の座敷でしたが、孫のバチアタリな横暴にはお咎め無し。
「やんちゃなやっちゃ!」
と頭をなでてくれたやさしいじいちゃんでした。
が、やはり親には
「じいちゃんに謝れ!」
と張り倒され、泣きながら「大工さんになって自分で直します(泣)」と祖父に言ったのが、大工を目指したきっかけでした。
祖父が亡くなって数年後に高校を卒業し、この職につきましたが、そこで初めて床の間の壁を塗るのは大工ではなく、左官屋さんであることをしりました。
大工ではなく・・(笑
なので改めて大工になったのは?と聞かれると、口ごもって「うーん。なんとなく。」
などと言っております・・が。
決めたのは大工で。
自分が壊してしまった祖父の座敷は新築から六十年経った今でも床の間、書院、鴨居、敷居、長押、全部が当時の美しい造作そのままの姿を留めています。
今もそんな大工を目指してます。
頑張ります。