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Column

愛着の持てる生活空間を背伸びせずに!

何気ない日々を過す『家』という空間! 人それぞれ、いろんな『思い』があると思います。


何気なく便利さを求めるのも大切な事ですが、 家という空間に愛着を持っていくということがなんだか、 忘れなれてるような気します。


選んでもらうという事に、一生懸命力を費やした我々住宅業界! 本当はそれでよかったのでしょうか?


『壊れない』『汚れない』などいかにも劣化をしないようなキャッチが、 飛び交っていた?(今現在も)


そいう言葉には、やっぱり目がいくし、いざ自分も、 『汚れる家と、汚れない家どちらがいいですか?』って聞かれたら、 『汚れない家がいい』って答えます。


がしかし、この仕事をしてていろんな建物を見させてもらうのですが、 新しい建物にはっきり言ってそんなに差はないと思います。 いろんな考え方があるんで、その人の生活にあったものをチョイスをする。 家の満足度の差はそんなにないのかも。


が、10年、25年、50年、100年たったとき差は歴然と現れます。


年末もある方と熱く語りましたが、僕等はいい建物を残して行くときに、 どういう方法をとっていけばいいのか?


今は小さい声かもしれませんが、叫んでいって、 チョットでも多くのお客さんに共感してもらって、 その生活を実感してもらう。


邪魔くさいのかもしれませんが、 新しいときだけじゃなく、10年25年先を考えたものを選択してほしいです。


家は愛着を持って育てるものだと思います。 いつも言ってますが、『家は壊すときが完成』 劣化は成長、美しい家に育てる。


家は買って終わりじゃなく、そのあとの、家族との成長を味わう事が なによりも楽しい事で、すばらしい事ではないでしょうか?

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